ヘビーメタル・ウードを弾く神父、巻き尺の弦楽器、寿司チェスセット、吃音客へのプチ仕返し【世界の珍ニュース 2026/07/28】

2026-07-28 / 世界の珍ニュース


概要

今日の珍ニュースは、エレキギターのフレットを外して伝統楽器「ウード」のように弾きこなすギリシャ正教会の司祭、工具箱の巻き尺を弦楽器に変えたサウンドアーティスト、寿司ネタがそのまま駒になった3Dプリント旅行用チェスセット、そして吃音をからかわれた店員のために意地悪な客へ静かな仕返しをした買い物客という4本。身近な道具や時間の「本来の使い道」を少しずらすだけで生まれる、小さな痛快さを追いかけます。

▼ 今日のトピック ・ギリシャ正教会の司祭がエレキギターを「ヘビーメタル・ウード」に改造(Dionisios Tabakis神父) ・巻き尺で音を奏でる「テープメジャー・ヴィブラート楽器」(Brian Day氏) ・寿司ネタがそのまま駒になった3Dプリント旅行用チェスセット(Colby Geary氏、ForgeCo) ・吃音をからかった客に「プチ仕返し」をしたスーパーの買い物客

▼ 参考記事・ソース ・Laughing Squid「Greek Orthodox Priest Plays His Fretless Electric Guitar Like a Heavy Metal Oud」 https://laughingsquid.com/electric-guitar-oud/ ・Laughing Squid「A Unique Vibrato Instrument Made With Tape Measures Mounted on a Piano Hinge」 https://laughingsquid.com/tape-measure-vibrato-instrument/ ・Laughing Squid「A Tasty 3D-Printed Sushi-Themed Travel Chess Set」 https://laughingsquid.com/3d-printed-sushi-chess-set/ ・TwistedSifter「Workplace Respect Debate: Shopper Defends Cashier After Public Insult」 https://twistedsifter.com/2026/07/workplace-respect-debate-shopper-defends-cashier-after-public-insult/

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世界の珍ニュース――ヘビーメタル・ウードを弾く神父、巻き尺の弦楽器、寿司チェスセット、吃音客へのプチ仕返し(2026年7月28日)

今日の4本に共通するのは、「身近にあるものの使い方を少しずらすだけで、まったく新しい価値や気持ちよさが生まれる」話だ。ギリシャの神父はエレキギターのフレットを外して伝統楽器のように弾きこなし、音響アーティストは工具箱の巻き尺をそのまま弦楽器に変えた。デザイナーは寿司の一貫一貫をチェスの駒に置き換え、スーパーの買い物客はレジ待ちの数分間を使って意地悪な客への仕返しに変えた。道具や時間の「本来の使い道」を少しずらしただけで生まれた、小さな痛快さを追いかける一日だ。

オープニング:2026年7月28日 — 世界の珍ニュース

今日は、エレキギターを改造して伝統楽器「{oud|ウード}」のように弾きこなすギリシャの神父、工具箱の巻き尺で音を奏でる楽器、寿司ネタがそのまま駒になった3Dプリントのチェスセット、そして店員をからかった客に静かな仕返しをした買い物客という4本を扱う。ジャンルはばらばらだが、「身近な道具の使い方を少しずらす」という軸で見ていく。

ギリシャ正教会の司祭がエレキギターを「ヘビーメタル・ウード」に改造

ギリシャ・{Peloponnese|ペロポネソス}半島の沿岸都市{Nafplio|ナフプリオ}を拠点とするギリシャ正教会の司祭、{Dionisios Tabakis|ディオニシオス・タバキス}神父が、Instagramのリール動画で新しい"楽器"を披露して話題になっている。

使われているのは8弦の{Harley Benton|ハーリー・ベントン}製エレキギターだ。タバキス神父はこのギターからフレット(弦を押さえる金属の仕切り)をすべて取り外し、中東・地中海地域の伝統楽器「{oud|ウード}」のようにチューニングし直した。ウードはもともとフレットがなく、指の位置を滑らかに動かしながら独特の音階を奏でる弦楽器だ。

動画では、改造されたエレキギターを使ってウード特有の滑らかで複雑な旋律を弾きながら、エレキギターらしい歪んだ音色も織り交ぜた"ヘビーメタル風ウード"の演奏が披露されている。伝統的な地中海の弦楽器の音色と、ロックギターの音色を一台の楽器で行き来できるのが最大の特徴だ。

聖職者という立場の人物が、ロックの象徴でもあるエレキギターを地中海の伝統楽器に作り替えて弾きこなす姿は、宗教と音楽、伝統と現代が思わぬ形で交差した光景として注目を集めている。

巻き尺で音を奏でる「テープメジャー・ヴィブラート楽器」

サウンドアーティストの{Brian Day|ブライアン・デイ}氏が、工具箱でおなじみの黄色い折りたたみ式巻き尺を使った弦楽器ならぬ"帯楽器"を発表した。

木製の板の上に、長さの異なる巻き尺を複数枚、高さを変えて並べ、ピアノの蓋に使うような蝶番(ピアノヒンジ)でつなぎ合わせた構造になっている。巻き尺の先端は、板の手前に取り付けたレールにブラケット(金具)で固定されており、巻き尺のしなり方によって音の高さや揺れ(ビブラート)が変化する仕組みだ。

デイ氏は最近、この楽器を"{Tapewarp|テープワープ}アップデート"と名付けて改良を加えた。ブラケットをより効率的なものに交換したことで、巻き尺をこれまでより大きくしならせることができるようになったという。その結果、表現できる音の幅は広がった一方で、ピアノヒンジ自体がきしむ音も以前より目立つようになった。ただしデイ氏は、このきしみ音も楽器の個性として、あえて残しているという。

デイ氏は他にも複数の巻き尺を使った楽器作品を手がけており、工具箱の中の日用品を音響装置に変えてしまう実験的な取り組みを続けている。

寿司ネタがそのまま駒になった3Dプリント旅行用チェスセット

デザイナーの{Colby Geary|コルビー・ギアリー}氏が、自身のブランド「{ForgeCo|フォージコー}」名義で、寿司をテーマにした3Dプリントの旅行用チェスセットを発表した。

黒白の区別からしてすでに寿司仕立てで、黒の駒は海苔で巻いた「{巻き寿司|まきずし}」、白の駒は酢飯を外側にした「{裏巻き寿司|うらまきずし}」をかたどっている。キングとクイーンは玉座のような台に載った手巻き寿司の形で、黒は海苔、白は薄い大豆紙でそれぞれ包まれ、クイーンにだけ赤いマグロの断面をあしらった飾りが加えられている。ポーンはわさびと生姜、ルークはマグロの巻き寿司、ナイトはサーモンの握り、ビショップはエビ天ぷらの握りをそれぞれ模した駒だ。

盤面には、実際に寿司を巻くときに使う竹製の巻きすがそのまま採用されている。本物の巻きすと同じように丸めたり半分に折りたたんだりでき、コンパクトに畳んで弁当箱に収めて持ち運べる設計になっている。

このチェスセットの設計データはウェブサイト「{prinnit.com|プリニット・ドットコム}」で入手でき、完成品はハンドメイド通販サイト{Etsy|エッツィー}の「{Dorky Designs|ドーキー・デザインズ}」というショップで販売されている。盤も駒も、見た目だけでなく折りたたんで持ち運べる機能面まで、寿司の特徴を忠実に再現した一作だ。

吃音をからかった客に「プチ仕返し」をしたスーパーの買い物客

アメリカのある手芸用品店でのエピソードだ。レジを担当していたのは、吃音と軽い発音の癖がある10代の女性店員だった。

会計中、ある男性客が「w-w-would you l-like y-y-y-y-your re-SCHKeet?(レ、レ、レシートは、い、い、いりますか)」と、店員の話し方をわざとまねしてからかった。しかも、一緒にいた自分の子どもたちにもそれを聞かせて笑わせていたという。

この一部始終を後ろの列で見ていた投稿者は、その態度に腹を立てた。自分の会計の番が回ってくると、投稿者はわざと店のリワードプログラム(会員特典制度)について根掘り葉掘り質問し、説明にたっぷり時間をかけさせた。店員はすぐに投稿者の意図を察し、進んで説明に付き合ってくれたという。

店員から「特典は結構ですか」と聞かれた投稿者は、「せっかくのお得な特典を逃す手はないでしょう?」と返し、さらに説明を続けさせた。結果、後ろで待たされることになった先ほどの男性客を、およそ5分間足止めすることに成功した。投稿者は「すごく気分がよかった」とこの経験を振り返っている。

大げさな抗議や口論をしなくても、レジ待ちの数分間を意地悪な客への「ちょうどいい仕返し」に変えられる、という話だ。

まとめ

エレキギターは、フレットを外すという一手間でウードに姿を変え、聖職者の手でヘビーメタル風の演奏に生まれ変わった。工具箱の巻き尺は、板と蝶番を組み合わせただけで、揺らぎのある音を奏でる楽器になった。寿司の一貫一貫は、駒の形と巻きすの盤面という形でチェスセットに姿を変え、吃音をからかわれた店員のために、買い物客はレジ待ちの数分間を使ってささやかな仕返しをしてみせた。

エレキギターも巻き尺も寿司も、そしてレジ待ちの時間でさえも、決められた「本来の使い道」はそこまで固定されていないのかもしれない。身近なものにひと工夫を加えるだけで生まれる小さな痛快さを、今日の4本はそれぞれ見せてくれた。明日もそんな珍ニュースを探していく。

参考ソース


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音声合成: VOICEVOX / キャラクター: ずんだもん四国めたん