ブラジル決選と紅海、所信表明を各国・国内紙はどう描いた?【世界と日本 2026/10/06】

2026-10-06 / 7カ国メディア比較


概要

ブラジル大統領選の極右伸長、紅海の戦線拡大、米爆撃機撤収、ネパール災害、ノーベル医学賞を7地域と日本紙で比較。後半は高市首相の所信表明、データセンター、学校事故、被爆者の記憶を国内8媒体で読み解きます。

▼ 今日のトピック ・ブラジル決選:教会、社会変化、米国介入という三つの説明 ・紅海:バブ・エル・マンデブ奪還とメッカ同盟 ・米爆撃機撤収:「脅威」と「直接の関係なし」 ・ネパール土石流と復興費の配分 ・光遺伝学のノーベル医学賞 ・海外が見た日本:対中世論と温水洗浄便座 ・所信表明と農相発言撤回 ・データセンター建設と住民負担 ・被爆者の記憶、法の支配、防衛、改憲

▼ 参考記事・ソース ・Guardian「Far right on the march and Lula’s failures」 https://www.theguardian.com/world/2026/oct/05/brazil-election-bolsonaro-lula ・France24「How Lula’s successes in Brazil may have paved the way」 https://www.france24.com/en/americas/20261005-how-lulas-successes-in-brazil-may-have-paved-the-way-for-his-presidential-defeat ・France24「Saudi-backed Yemeni forces expel the Houthis」 https://www.france24.com/en/saudi-backed-yemeni-forces-expel-the-houthis-from-several-areas-around-key-strait-officials-say ・BBC「Trump says ‘threat’ led US to pull bombers from RAF Fairford」 https://www.bbc.co.uk/news/articles/cwj3413e5m1lo ・TASS「Nepal ends search for missing after devastating flood」 https://tass.com/world/2197827 ・RFI「US-German trio win medicine Nobel for work on optogenetics」 https://www.rfi.fr/en/science-and-technology/20261005-us-german-trio-win-medicine-nobel-for-work-on-optogenetics ・LIXIL「日本の温水洗浄便座がIEEE Milestoneに認定」 https://newsroom.lixil.com/ja/2026100501 ・NHK「簗農相 地元の道路“予算カット”発言撤回」 https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261005de54586 ・朝日新聞「研修先で生徒水死、暁星学園の危機管理」 http://www.asahi.com/articles/ASVB52S25VB5OXIE01JM.html

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世界と日本のメディア比較(2026年10月6日)

前半は海外7地域(米・英・仏・中・露・印・アラブ圏)と日本主要6媒体(NHK・朝日・毎日・産経・読売・日経)、後半は国内8媒体(NHK・朝日・毎日・東京・赤旗・産経・読売・日経)の取得見出しを照合した。各媒体の取得件数は12件。掲載有無は取得範囲の結果で、日本全体の報道不存在を意味しない。

オープニング:2026年10月6日 — 世界と日本のメディア比較

10月6日は、ブラジル大統領選の第1回投票結果の読み解き、紅海の入口バブ・エル・マンデブ海峡をめぐる戦線拡大、米爆撃機の英国基地撤収、ネパール土石流の捜索終了、ノーベル医学賞を比べる。後半は高市首相の所信表明、データセンター建設、暁星学園の水死事故報告、被爆者の声を描いたドラマの国際受賞を国内紙で比較する。

前半 世界: ブラジル決選へ、極右の伸長を「教会」「ルラの成功」「CIA」で説明

国・地域・媒体 見出しの焦点
英国・Guardian 極右の行進とルラ政権の失敗。福音派教会の強さと、80歳のルラ氏の頑固さもフラビオ・ボルソナロ氏の首位を後押ししたと専門家が分析
フランス・France24 「ルラの成功が敗北への道を開いたか」。貧困層から抜け出した新しい中間層が市場志向・個人主義へ移ったとする
ロシア・RT 評論家ペペ・エスコバル氏の「CIAが数十年かけて福音派教会を育てた」という主張を見出しに。直接の証拠は示されていない
米国・NPR 投票前の朝刊で「接戦で予断を許さない」と伝えた
日本 NHKは「10月25日に決選投票へ」、産経は「ボルソナロ氏長男、事前予想覆し首位」。6媒体中2媒体
  • 10月4日の第1回投票はフラビオ・ボルソナロ上院議員47.03%、ルラ大統領45.16%で、差は1.89ポイント。過半数に届かず10月25日に決選投票となる。France24によれば有権者の5人に1人以上が棄権した。
  • 同じ「極右の伸長」を、英紙は宗教と政権の失策、仏メディアはオックスフォード大のフェリペ・クラウゼ氏の「国はルラ自身の政策の成功によって変わった」という社会構造、露RTは米国の介入という外部要因で説明した。福音派の比率(2000年の15%から27%へ)はRTも引くが、それを「CIAの成果」とするのはエスコバル氏の主張にとどまる。
  • 10月3日・4日回は投票前の「守護聖人」「右への波」を扱った。今回は結果を誰の責任として語るかが新しい比較軸で、日本の2媒体は首位交代という事実の速報にとどまった。

前半 世界: バブ・エル・マンデブ奪還とメッカ同盟、紅海の戦線が広がる

国・地域・媒体 見出しの焦点
フランス・France24 サウジが支援するイエメン政府軍が「電撃的な進撃」で海峡周辺の沿岸をモカまで奪還、フーシ派を先月奪われた地域の大半から追い出したと政府が発表
インド・NDTV 同じ奪還を「1000回を超える攻撃を実施」という軍の数字で伝えた
インド・Times of India/アラブ圏・Al Jazeera パキスタン・サウジ・トルコの「メッカ同盟」が集団的抑止を発動し、サウジへの部隊展開で合意
日本 日経は「イエメン暫定政権、フーシに大規模攻撃 海峡の重要拠点開放か」とフーシのアラムコ施設連日攻撃、毎日は「サウジ領空『安全ではない』フーシ派警告」
  • メッカ同盟は2026年8月に結ばれた相互防衛協定で、サウジのハリド・ビン・サルマン国防相は「攻撃と、その責任者すべて」に対応すると述べた。部隊展開は各国の国内法に従う。
  • 仏メディアとインド紙は戦況の数字、Al Jazeeraとインド紙は同盟の発動を主語にした。インド紙が隣国パキスタンの軍事展開を大きく扱うのは、自国の安全保障上の関心と重なるためでもある。
  • 日本では日経が「海峡の重要拠点開放か」と航路と石油の視点、毎日が「サウジ領空」の安全という航空の視点を選んだ。原油の多くを中東から輸入する日本にとって、紅海の入口とホルムズ海峡の双方が同時に揺らいでいる。

前半 世界: 米爆撃機がフェアフォードを去る、「脅威」と「直接の関係なし」

国・地域・媒体 見出しの焦点
英国・BBC 「トランプ氏、『脅威』が英フェアフォード基地からの爆撃機撤収につながったと発言」
アラブ圏・Al Jazeera ルビオ国務長官「撤収と英基地の事件に直接の関係はない」
中国・CGTN 「安全上の懸念の中、米国が英基地から全爆撃機を撤収」。イランは英国の非難を「見当違い」とし英大使を呼び出したと併記
日本 NHKが「英の空軍基地から米軍爆撃機が撤収 “新たな脅威のため”米紙」。6媒体中1媒体
  • 9月27日、フェアフォード基地近くで3台の車が基地へ向かったと通報され、英国の対テロ警察が複数人を逮捕した。ガソリンは見つかったが爆発物は見つかっていない。英国籍の5人と英国・イランの二重国籍者1人はいずれも保釈され、トランプ氏は「自分ならそうしなかった」と批判した。
  • 基地のB-1爆撃機はイラン攻撃に使われており、イラン革命防衛隊は以前からフェアフォードを「正当な標的」としていた。英首相はイランの関与の「強い兆候」に言及し、イランは否定している。
  • 大統領が「脅威」を語り、国務長官が「直接の関係なし」と言う。同じ政権の二つの説明を、英メディアは前者、アラブ圏メディアは後者、中国国営メディアはイラン側の反論を含めて伝えた。

前半 世界: ネパール土石流の捜索終了、各国が数えた自国の不明者

国・地域・媒体 見出しの焦点
ロシア・TASS 捜索終了。死者1450人超、不明約5300人(外国人観光客589人を含む)、ロシア人11人が不明者名簿に。504の復興事業へ36億ドルを承認
日本・読売 「日本人5人含む5200人以上が不明」
日本・NHK 現地調査した日本の専門家が報告会、「経済復興と災害リスク軽減が課題」
  • 8月26日、中国国境付近の雪崩をきっかけに、岩と土砂の流れが川沿いに70キロ以上を高速で下り集落を破壊した。TASSによると、36億ドルのうち25.6億ドルが送電網と水力発電の復旧、4.81億ドルが道路と橋の補修に充てられる。
  • 同じ捜索終了を、TASSはロシア人11人、読売は日本人5人と、自国民の不明者を見出しや本文の柱に置いた。前日回で触れた中国の共同調査と合わせると、国境の雪崩は中国、復興資金はネパール、不明者は多国籍という構図になる。
  • 復興費の7割が電力に向かうのは、水力発電がネパールの外貨と電力供給を支えているためだ。NHKが伝えた「経済復興と災害リスク軽減」の両立は、同じ谷に発電所を再建するかどうかという具体的な選択になる。

前半 世界: ノーベル医学賞は光遺伝学、日本紙の予想は外れた

国・地域・媒体 見出しの焦点
フランス・RFI 「米独の3人が光遺伝学の業績で医学賞」
英国・BBC 「脳の内部の働きを明らかにした業績にノーベル賞」
日本・毎日 「光遺伝学は『脳の地図描くこと可能に』」
日本・日経 発表前に「森和俊氏や柳沢正史氏が有力」と予想
  • 受賞者は米国の精神科医・神経科学者カール・ダイセロス氏と、ドイツのペーター・ヘーゲマン氏、ゲオルク・ナーゲル氏。藻類の光に反応するたんぱく質を神経細胞に組み込み、光で特定の神経を動かしたり止めたりする手法を確立した。
  • 仏RFIは受賞者の国籍、BBCは「脳の働き」という成果、毎日は「脳の地図」という応用の言葉を選んだ。日経の事前記事は日本人候補の名前を挙げ、受賞の可能性という国内の関心から賞を見ていた。
  • 日本の候補が外れた年でも、光遺伝学は日本の研究室でも広く使われる道具である。誰が取るかより、何が分かるようになったかを見出しにできるかで、報道の視点が分かれた。

前半 世界: 海外が見た日本 — 中国国営メディアが引いた朝日世論調査、IEEEが認めた温水洗浄便座

媒体・機関 見出し・発表の焦点
中国・CGTN(10月2日) 「日本の世論調査:57%が高市首相に対中関係改善を求める」。朝日新聞の9月26・27日の電話調査を引用
IEEE(米国に本部を置く電気・電子分野の学会) 温水洗浄便座を「IEEEマイルストーン」に認定。対象は1967〜1979年の先駆的製品
日本 産経がIEEE認定を報道。高市首相は10月5日の所信表明で中国と「国益を守るための対話」を表明
  • CGTNは、内閣支持層でも51%が関係改善の努力を求め、不支持層では69%に達したという朝日の数字を並べた。さらに高市首相の台湾有事をめぐる昨年11月の発言を「誤った発言」と書き、日本の新聞の調査結果を中国の主張の裏付けとして使った。
  • IEEEマイルストーンは1983年創設で、開発から25年以上たち社会と産業に大きく貢献した業績を認定する。今回の英語名は「先駆的な電気式温水洗浄便座」。伊奈製陶(現LIXIL)の1967年の国産初号機、東洋陶器(現TOTO)の1969年の暖房便座付き製品、松下電器(現パナソニック)の1979年の電子制御機が対象で、国内家庭の普及率は約8割とされる。
  • 海外の目は、日本の世論の数字を外交の材料にする冷たい読み方と、日本人には当たり前の生活技術を歴史的業績と認める温かい読み方の両方を示した。世論調査の数字は、引用する側の文脈で意味が変わる。

前半 世界: 各国固有ニュース

国・地域 固有ニュース
米国 NPRは台湾総統の息子とその家族を監視した疑いで、FBIが中国のスパイ容疑で女性を逮捕したと報道(朝日・産経も報道)
英国 Guardianは米軍の無人機攻撃で負傷したソマリアの7歳の少年の手術費を、調査報道を読んだ読者の寄付で賄ったと報道
フランス RFIは教育環境の改善を求める高校生の抗議で、15歳の生徒が警察の手投げ弾を拾い片手を失ったと報道
中国 CGTNはコンゴ民主共和国のエボラ出血熱の死者が4000人を超え、確定例が7州で約8300人に達したと報道
ロシア TASSは夏の熱波がフランス経済に少なくとも160億ユーロの損失を与えたという仏下院議員の発言を報道
インド Times of Indiaはデリー警察が抗議を取材する記者に身分証の携帯と距離の確保を求める通達を出したと報道
アラブ圏 Al Jazeeraは英国が東エルサレム総領事館の閉鎖命令をめぐり、イスラエル外交官27人の追放を警告したと報道。Arab Newsはトランプ氏がロシアのペスト疑い例で「支援の用意」と述べたと報道
  • インドの通達は、前日回で扱った抗議取材中の記者への嫌がらせの訴えの後に出た。記者の安全を守る規則とも、取材を制限する規則とも読める。
  • ロシアのペスト疑い例について、ロシア当局は解剖検査で病原体が検出されなかったとして「状況は制御下」と強調した。米国が注視を表明する一方、ロシア国営通信は他国の熱波被害を伝えた。

後半 国内: 所信表明演説、消費減税と「決断」の連呼、農相は発言撤回

媒体 見出しの焦点
NHK 「経済の力で国民の暮らしを守る」。焦点は食料品の消費税減税法案。会期は12月12日までの69日間の見込み
朝日 「消費減税も訴え『決断、挑戦、実行』連呼」/「『法の支配』維持強調 ICC、中国…山積する課題」
産経 「国際秩序の堅持訴え 乱世に危機感、『現状変更許されない』」
読売・日経 演説全文を掲載
NHK 簗農林水産相が地元の道路予算を「大幅にカットした」とする発言を撤回し「深く反省」と陳謝
  • 首相は最優先課題を「経済の力で国民の暮らしを守ること」とし、強い経済と財政の持続可能性の両立を掲げた。時事通信によれば、飲食料品の消費税減税は法案に2年間の措置と明記されるが、演説では期間に触れなかった。
  • NHKは政策の中身、朝日は演説の言葉づかいと外交課題、産経は国際秩序への危機感を見出しにした。読売と日経は全文掲載を優先し、論評より一次資料の提示を選んだ。
  • 10月4日回で扱った簗農相の「予算カット」発言は、5日の参院本会議後に撤回された。前日は能登で「現場主義」と言及を避けていたため、撤回は臨時国会の開会日に合わせた形になった。

後半 国内: データセンター建設、赤旗は法規制、産経は住民の「だまされた」

媒体 見出しの焦点
赤旗 主張「データセンター問題 無秩序な建設に法的規制急務」
産経 「データセンター急増、地域に波紋 マンション隣にも、住民『だまされた気持ち』 国も対策へ」
日経 「データセンター支える基板に 日本化学工業の赤リン、製造は世界で2社」
  • 赤旗の主張は、千葉県柏市で非常用発電機の点検運転のたびに黒煙と悪臭が出る例、東京都日野市で三井不動産が計画する施設の電力規模が「全市民の使用量の2倍を超す」例を挙げた。建築基準法にデータセンターの用途区分がなく、倉庫や事務所として扱われ、環境影響評価法の対象外だと指摘した。
  • 赤旗は赤沢経済産業相の「新たな法的措置を要する事情は現時点では生じていない」という発言を批判した。一方、産経は「国も対策へ」と書いた。政府の動きの評価は分かれるが、住民の不安を出発点にする点で左右の2紙が重なった。
  • 日経は同じ施設を、基板材料の供給網と国内企業の商機から描いた。住民が「迷惑施設」と見る建物が、産業面では成長の基盤になる。地域の負担と国の産業政策の距離が、媒体ごとの主語の差として表れた。

後半 国内: 暁星学園の水死事故、「法人に全責任」と危機管理の欠落

媒体 見出しの焦点
朝日 「研修先で生徒水死、暁星学園の危機管理『不十分さ深刻』 調査委指摘」
産経 「フランス研修中の生徒水死、東京・暁星高『法人に全責任』 教員の認識欠如指摘の調査報告」
その他6媒体 取得上位の見出しでは確認できず
  • 昨年7月、フランスでの語学研修中に高校1年の男子生徒(15)がカンヌの海岸で溺れ、7月28日に死亡した。研修には1・2年生20人が参加し、17人が引率教員2人と海へ行き、沖合50メートル以上の島へ泳いで渡ろうとした。
  • 弁護士らの調査委員会は10月3日公表の報告書で、風速7メートル、波の高さ0.9メートルと島へ泳ぐには不適切な状況だったのに、教員に危険の認識がなく、泳ぐかどうかや浮き具を使うかを生徒の判断に任せたと指摘した。法律で求められる学校安全計画と危機管理マニュアルもなかった。
  • 朝日は組織の危機管理、産経は法人が全責任を認めた点と教員の認識を主語にした。個人の判断ミスか組織の欠陥かという問いに、報告書は両方を挙げ、2紙はそれぞれ一方を見出しに選んだ。

後半 国内: 継続特集 — 被爆者の声を運んだ男にイタリア賞、首相演説の防衛と改憲

媒体 平和・安全保障の焦点
読売 「本木雅弘、主演ドラマが最優秀賞 国際コンクール『イタリア賞』」。昨年8月放送のNHK「八月の声を運ぶ男」
朝日 「法の支配の危機 首相は国連演説で何を語るか」/所信表明で「法の支配」維持を強調
産経 所信表明で「現状変更許されない」
赤旗 沖縄米兵事件で小池晃書記局長が「綱紀粛正より基地撤去」と批判
その他 取得上位では継続特集に直接対応する見出しを確認できず
  • 「八月の声を運ぶ男」はNHKとWOWOWの共同制作で、千人を超える被爆者の体験を録音して回ったジャーナリスト伊藤明彦氏の著作を原案とする。イタリア放送協会が1948年に創設したイタリア賞のテレビドラマ部門で最優秀賞を受け、授賞式は10月2日にラクイラで開かれた。講評は「何よりも過去を決して忘れないよう促している」と評した。
  • 同じ週の所信表明で首相は、トランプ大統領が脱退を呼びかける国際刑事裁判所を支持して「法の支配」を掲げる一方、年末の安保関連3文書改定に向けた防衛力強化と、憲法審査会での「党派を超えた建設的かつ活発な議論」への期待を述べた。
  • 被爆の記憶は海外の審査員から文化として評価され、政府の平和論は国際法と抑止力の言葉で語られた。赤旗は沖縄の事件を基地の存在そのものの問題として示し、記憶、法、抑止、基地という四つの入口が同じ週の紙面に並んだ。

後半 国内: 各紙独自ニュース

媒体 独自・特徴的な見出し
NHK 自民党が来年の党大会を2月21日に前倒しする方向、高市首相が総裁直轄の新組織を設置へ
朝日 地検トップが部下に性的暴行した疑いの事件の要点、性被害のPTSDを致傷罪で起訴するよう求める会の設立
毎日 スポーツ中心。サッカー日本代表のキリンカップ優勝と「フィニッシュ」の課題
東京 卓球の松島輝空が現行制度で日本勢初の世界ランク1位/米兵事件を米主要メディアが大きく報道
赤旗 取得12本中7本が沖縄の米兵事件。古謝知事が日米に抗議する方針、地位協定は「調整」
産経 ラピダスと国内外17社の半導体設計連合、温水洗浄便座のIEEEマイルストーン認定
読売 「眠気」による経済損失を推計19.8兆円とする睡眠不足の特集
日経 2027年春に始まる育成就労で日本語教育の受け皿は7500人分、来日は年15万人の見込み
  • 赤旗は沖縄に紙面を集中させ、東京は「海外が日本の事件をどう報じたか」を国内向けに伝えた。日経は外国人受け入れの数字の不足、朝日は性暴力の司法手続きを掘り下げた。

まとめ

ブラジルの極右伸長は、英紙が教会と政権の失策、仏メディアがルラ政権の成功の皮肉、ロシアRTがCIAという三つの説明に分かれた。米爆撃機の撤収では、同じ米政権の「脅威」と「直接の関係なし」が媒体ごとに選び分けられた。国内ではデータセンター問題で赤旗と産経が住民の側から重なり、被爆者の声を描いたドラマの国際受賞と、法の支配・防衛力・改憲を語る所信表明が同じ週に並んだ。

参考ソース

  • Guardian「Far right on the march and Lula's failures: key drivers of Flávio Bolsonaro's Brazil surge」 https://www.theguardian.com/world/2026/oct/05/brazil-election-bolsonaro-lula
  • France24「How Lula's successes in Brazil may have paved the way for his presidential defeat」 https://www.france24.com/en/americas/20261005-how-lulas-successes-in-brazil-may-have-paved-the-way-for-his-presidential-defeat
  • RT「Brazil votes: CIA cultivated evangelical churches 'for decades' – Pepe Escobar」 https://www.rt.com/news/646742-brazil-elections-us-cia-meddling/
  • Rio Times「Flávio and Lula Head to Brazil Runoff, 99.9% Counted」 https://www.riotimesonline.com/brazil-election-first-round-results-lula-flavio-2026/
  • France24「Saudi-backed Yemeni forces expel the Houthis from several areas around key strait」 https://www.france24.com/en/saudi-backed-yemeni-forces-expel-the-houthis-from-several-areas-around-key-strait-officials-say
  • NDTV「Saudi-Backed Yemeni Forces Recapture Houthi-Held Areas Around Bab el-Mandeb」 https://www.ndtv.com/world-news/saudi-backed-yemeni-forces-recapture-houthi-held-areas-around-bab-el-mandeb-12142967
  • Al Jazeera「Mecca Alliance: Turkiye, Pakistan agree to military deployment to Saudi Arabia」 https://www.aljazeera.com/news/2026/10/5/mecca-alliance-agrees-to-activate-collective-deterrence-measures
  • BBC「Trump says 'threat' led US to pull bombers from RAF Fairford」 https://www.bbc.co.uk/news/articles/cwj3413e5m1lo
  • Al Jazeera「Rubio: No direct link between US bombers removal and UK base incident」 https://www.aljazeera.com/news/2026/10/5/rubio-no-direct-link-between-us-bombers-removal-and-uk-base-incident
  • CGTN「US removes all Air Force bombers from UK base amid security concerns」 https://news.cgtn.com/news/2026-10-05/US-removes-all-Air-Force-bombers-from-UK-base-amid-security-concerns-1QZgO36boUE/p.html
  • TASS「Nepal ends search for missing after devastating flood」 https://tass.com/world/2197827
  • RFI「US-German trio win medicine Nobel for work on optogenetics」 https://www.rfi.fr/en/science-and-technology/20261005-us-german-trio-win-medicine-nobel-for-work-on-optogenetics
  • 毎日新聞「光遺伝学は『脳の地図描くこと可能に』」 https://mainichi.jp/articles/20261005/k00/00m/040/334000c
  • CGTN「Japan poll: 57% urge Takaichi to improve ties with China」 https://news.cgtn.com/news/2026-10-02/Japan-poll-57-urge-Takaichi-to-improve-ties-with-China-1QUo3C4KjZu/p.html
  • LIXIL「日本の温水洗浄便座が『IEEE Milestone』に認定」 https://newsroom.lixil.com/ja/2026100501
  • 時事通信「経済最優先へ『決断、実行』 高市首相『市場の信認』に自信」 https://www.jiji.com/jc/article?k=2026100500557&g=pol
  • NHK「簗農相 地元の道路“予算カット”発言撤回」 https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261005de54586
  • しんぶん赤旗 主張「データセンター問題 無秩序な建設に法的規制急務」 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik26/2026-10-05/2026100502_01_0.php
  • 朝日新聞「研修先で生徒水死、暁星学園の危機管理『不十分さ深刻』」 http://www.asahi.com/articles/ASVB52S25VB5OXIE01JM.html
  • マイナビニュース「本木雅弘主演『八月の声を運ぶ男』イタリア賞受賞」 https://news.mynavi.jp/article/20261005-5078328/
  • しんぶん赤旗「綱紀粛正より基地撤去」 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik26/2026-10-05/2026100501_02_0.php

確認媒体: 海外7地域、日本国際6媒体、国内8媒体(各12件取得)。取得入力の確認時刻: 2026年10月6日午前5時。


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